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外壁の傷む原因って・・・ 凍害とは??

こんにちわ!ヤネカベセンター秋田です!!

 

今年はなかなか晴天に恵まれず外部工事も思うようにはかどりませんでしたが、

ようやく最近暖かくなってきましたね!

今後に期待です🌤

 

 

さて、外壁の塗装工事の相談を受けると、

よく秋田では「凍害」というフレーズを耳にします。

 

「凍害」とは、建物の外壁が凍結と融解を繰り返すことで劣化・損傷する現象を指します。特に寒冷地でよく見られ、窯業系サイディング、コンクリートやモルタル、タイル仕上げなどで発生しやすいです。

凍害の仕組み

  1. 水の侵入:外壁のひび割れや吸水性の高い素材に雨水などが染み込む。

  2. 凍結:気温が氷点下になると、染み込んだ水分が凍って膨張する(体積は約9%増加)。

  3. 内部圧力:この膨張で素材内部に圧力がかかり、ひび割れや剥離が進行。

  4. 繰り返し劣化:凍結→融解が繰り返されることで、劣化が拡大する。

よくある症状

  • 外壁のひび割れ(クラック)

  • モルタルや塗装の剥がれ

  • タイルの浮きや剥離

  • コンクリートのスケーリング(表面が粉を吹いたようになる)

対策・予防方法

  • 防水塗装の定期的なメンテナンス

  • 吸水防止材(撥水材)やトップコートの塗布

  • 外壁のひび割れの早期補修

  • 透湿性がありつつ防水性のある外壁材の使用

  • 断熱性の向上により外壁の温度変化を抑制

補修方法(凍害発生後)

  • 損傷部の除去・補修モルタルの再施工

  • 再塗装または張り替え

  • 深刻な場合は部分的な外壁の交換

🔎 窯業サイディングにおける凍害の特徴

窯業サイディングは、セメントを主成分とする外壁材で、吸水性が高く凍害を受けやすい素材です。

✅ よくある凍害の症状

  • 表面塗装の剥がれ・チョーキング(白い粉)

  • サイディング板の浮き・膨れ

  • 角部・切断面(カット面)の崩れや割れ

  • 凍結によるボードのひび割れや欠け

  • シーリングの破断→さらに水が侵入して悪化

🛠 凍害への対策・予防

1. シーリングの点検と打ち替え

劣化したシーリングから水が侵入→内部で凍結膨張→破損という流れが多いため、目地のシーリング補修が最重要です。

2. 再塗装(防水性のある塗料を使用)

塗膜が劣化すると吸水が始まり、凍害の原因に。耐候性・防水性の高い塗料(例:フッ素、シリコン、無機)での10~15年ごとの再塗装が推奨されます。

3. 吸水しやすいカット面の処理

窯業サイディングの上下端・切断面は防水処理がされていないことが多く、ここから吸水し凍害に。塗装時に端部のシーラー塗布やコーキング処理が必要です。

4. 外壁の通気性・構造の確認

構造的に通気層がうまく機能していないと、水分が滞留しやすくなります。特に古い住宅では、通気構法の有無の確認が重要です。

🧯 凍害が進んでいる場合の対応

  • 軽度:補修+再塗装

  • 中度:部分張り替え+塗装

  • 重度:全面張り替え(重ね張り or 張り替え)

 

  • 秋田県のような積雪寒冷地では、窯業サイディング外壁にとって凍害リスクが非常に高い環境です。以下に、秋田の気候を踏まえた具体的な対策と注意点をまとめます。

🧊 秋田における凍害リスクの要点

  • 気温が頻繁に氷点下になり、融解→凍結を繰り返す

  • 積雪によりサイディング下部が長期間湿った状態に

  • 北側や軒下など、乾きにくい場所は特に劣化が早い

  • 風雪・凍結雨で、壁面に直接水分が叩きつけられる

✅ 秋田での窯業サイディング保護対策

1. 下端・サッシまわり・目地の水切れを確保

  • 水切り金具の詰まりや施工不良は凍害の大敵。

  • 水が抜けにくいと、下端が破損しやすくなります。

2. 高耐久シーリング材の使用

  • 「オートンイクシード」や「サンライズNB50」など、寒冷地でも長寿命のシーリング材を選びましょう。

  • 10年以上の耐候性があり、低温下でも柔軟性を保ちます。

3. 超撥水・耐候型塗料を選ぶ

おすすめ塗料例:

  • アステックペイント「超低汚染リファイン」シリーズ

  • 日本ペイント「パーフェクトセラミックトップG」

  • 無機・フッ素系塗料(防水性と耐凍結性◎)

4. 下地と通気構造の確認

  • リフォーム時などに通気構法の有無を確認

  • 通気層が無いと、壁内の湿気がこもり、凍害やカビの原因になります。

🔧 現在すでに凍害がある場合の対応

 損傷レベル 対応策
  表面塗装の劣化  高耐久塗装+端部シーラー処理
  ひび・欠け(軽度)  部分補修+再塗装
  板の浮き・反り  部分張り替え+塗装
  大規模損傷  張り替え(重ね張りまたは撤去)

秋田のような地域では、5年ごとの点検、10〜15年ごとの外壁メンテナンスが推奨されます。特に以下を重点的に確認してください:

  • サイディングの下端・北面

  • シーリングのひび割れ

  • 塗膜の色あせ・チョーキング

  • 水切りや通気口のつまり

例として、新築12年目で少し外壁の剥がれが目につくような状態のケースを挙げます。
以下に今取るべき対応と、劣化の進行を防ぐ方法を整理します。

🔍 状況から考えられること

✔ 想定される劣化状態(12年目+剥がれあり)

  • 塗膜の防水性能はほぼ失われている可能性が高い

  • 吸水→凍結→膨張→剥がれ・浮きが進行中

  • シーリング材も劣化・硬化・破断している可能性大

  • 放置すると内部に水がまわり、下地や構造体の腐食リスク

✅ 今取るべき対応

1. 専門業者による現地診断(無料点検でも可)

  • 剥がれの範囲と深刻度(表面?下地まで?)

  • シーリングや通気構造の健全性

  • 補修で済むのか、部分張り替えが必要かを判断

2. 補修+高耐久塗装(再塗装)

  • 剥がれた部分はケレン(下地調整)後、再塗装

  • 塗料は必ず防水性・低汚染性・耐候性が高いものを選ぶ

  • 外壁材の端部や釘穴、ジョイント部もシーラー処理

3. シーリング全面打ち替え(推奨)

  • 経年で硬化・ひびが出ていることが多いため、打ち増しではなく打ち替えが原則

  • 耐久性が高く、寒冷地対応の製品を使用

🎯 メンテナンスのゴール

目的 方法
凍害の進行防止 吸水を止める(塗膜・シーリング・端部処理)
見た目の回復 補修+塗装の色合わせ(既存色 or 全面塗装)
将来の補修費削減 今対処してあと10~15年延命を目指す
  • 築12年目はちょうど外壁再塗装の適齢期

  • 剥がれがある時点で早めの対応が劣化防止のカギ

  • 「放置=張り替え費用が跳ね上がる」ため、今の補修が最もコスパ良し

✅ 業者に確認すべきポイント

【10項目チェックリスト】

項目 確認すべきポイントと質問例
① 劣化診断の根拠 写真付きで劣化状況を説明できますか?/どの箇所が要補修で、どの程度劣化してますか?
② 塗料の種類・性能 使用予定の塗料名・メーカー・耐用年数は?(例:フッ素系、無機塗料など)
寒冷地での実績はありますか?
③ 下地処理の方法 剥がれや浮き部分の補修方法は?ケレン処理はどの程度行いますか?
④ シーリング工事の内容 打ち替えor打ち増し?使うシーリング材の種類・耐久性は?寒冷地に対応してますか?
⑤ 施工範囲の明確化 どこまで塗るのか(破風・軒天・水切り・雨樋・基礎など)明確にしてください。
⑥ 通気構造の確認 通気層の有無は?湿気がこもる構造ではないかチェックしてもらえますか?
⑦ 施工実績と保証 同地域・寒冷地での施工実績は?施工保証(年数・内容)はありますか?
⑧ 足場・養生の内容 足場費用は見積もりに含まれてますか?植栽や車、隣家への養生は?
⑨ 工期と天候対応 工期は何日間?天候による中断時の対応や保証はどうなっていますか?
⑩ アフター対応 完工後の点検・不具合時の対応フローは?何年間、無料点検がありますか?

🟨 重要な見極めポイント

  • 「とにかく塗ればOK」的な説明には注意(塗るだけで凍害は防げません)

  • 「下地補修を軽視」する業者は避ける

  • 地元や寒冷地施工に強い業者が理想(気候特性を理解している)

 

 

 

「ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。」

外壁・屋根塗装のポイント、必要性。

こんにちは!ヤネカベセンター秋田です。

「秋田 塗装」で検索してこの記事にたどり着いたあなたは、​お住まいの屋根や外壁の塗装を検討している方や、既存の塗装が劣化してきたと感じている方ではないでしょうか。

秋田の厳しい気候や湿度の影響で、塗装の劣化が早く進行することがあります。そのため、定期的なメンテナンスや適切な塗装の選択が重要です。

この記事では、秋田での塗装に関する基本的な知識から、信頼できる業者の選び方、施工の流れ、費用の目安をわかりやすく解説します。これから塗装を検討される方や、既に計画中の方にとって、役立つ情報が満載です。


秋田での塗装の重要性とは?

秋田は、冬季の降雪や湿度の高い季節が続くため、住宅の外壁や屋根が劣化しやすい環境にあります。特に、塗装が剥がれたり色褪せたりすると、建物の美観が損なわれるだけでなく、雨水が浸入してくるなどの問題も引き起こす可能性があります。

そのため、定期的な塗装のメンテナンスは、住宅の寿命を延ばし、快適な住環境を維持するために欠かせません。


秋田で信頼できる塗装業者の選び

見積もりの透明性

複数の業者から見積もりを取り、内容の詳細や費用の内訳を比較しましょう。不明瞭な点があれば、遠慮せずに質問し、納得のいくまで確認することが大切です。

施工後のアフターケア

施工後の保証やメンテナンスサービスが充実している業者を選ぶと、長期的な安心につながります。定期的な点検や必要に応じた補修を行ってくれる業者は、信頼性が高いと言えるでしょう。


塗装の施工の流れとポイント

  1. 現地調査と診断

    専門のスタッフが自宅を訪問し、屋根や外壁の状態を詳しく調査します。劣化の程度や必要な修繕箇所を把握し、最適な塗装プランを提案してくれます。

  2. 見積もりと契約

    調査結果をもとに、詳細な見積もりが提示されます。内容に納得したら、契約を結びます。契約書には、施工内容や期間、費用などが明記されていることを確認しましょう。

  3. 施工の実施

    塗装作業が開始されます。作業中は、近隣への配慮や安全対策が徹底されているかを確認しましょう。

  4. 完了検査と引き渡し

    施工後、仕上がりを確認し、問題がないか検査します。問題がなければ、引き渡しとなります。施工後の保証内容やアフターサービスについても確認しておきましょう。


塗装の費用相場とポイント

塗装費用は、住宅の規模や使用する塗料、施工内容によって異なります。一般的な目安として、屋根や外壁の塗装は、数十万円から100万円以上かかることがあります。

費用を抑えるためには、以下のポイントを考慮すると良いでしょう:

  • 適切な塗料の選択:​耐久性や価格を考慮して、最適な塗料を選びましょう。

  • 複数の業者からの見積もり取得:​複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討しましょう。

  • 施工時期の選定:​天候や季節によって施工費用が変動することがあります。適切な時期を選ぶことで、費用を抑えられる場合があります。


まとめ

塗装は、住宅の美観や耐久性を保つために重要な作業です。信頼できる業者の選定や、施工の流れ、費用の把握など、事前の準備が大切です。

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。

屋根の葺き替え工事について

こんにちは!ヤネカベセンター秋田です。

「屋根葺き替え工事について」調べている方へ。築年数が経過した屋根や、雨漏り、瓦のズレなどでお困りではありませんか?

屋根は家の中で最も過酷な環境にさらされる部分であり、そのメンテナンスは家の寿命を延ばすために非常に重要です。

この記事では、屋根葺き替え工事の必要性、工事の流れ、費用相場、業者選びのポイントなど、屋根葺き替えに関する疑問や悩みを解決する情報を詳しくご紹介します。

屋根葺き替え工事とは?その必要性とメリット

屋根葺き替え工事とは、老朽化した屋根材を新しいものに交換する工事です。

屋根は風雨や紫外線、温度変化などの影響を受け続けるため、築1015年を過ぎると防水性能が低下し、雨漏りや屋根材の割れ・ズレが発生しやすくなります。

葺き替えを行うことで、家の耐久性が向上し、快適な住環境を維持できます。また、屋根材の種類やデザインを変更することで、外観の印象を一新することも可能です。

 

屋根葺き替え工事の流れと注意点

屋根葺き替え工事は、以下のような流れで進行します。

  1. 現地調査・診断
    専門業者が屋根の状態を確認し、葺き替えの必要性や適切な工法を提案します。
  2. 見積もりの提示
    工事内容や費用について詳細な見積もりが提示されます。
  3. 契約の締結
    見積もり内容に納得した上で、契約を結びます。
  4. 工事の実施
    古い屋根材の撤去、新しい屋根材の設置が行われます。
  5. 完了検査・引き渡し
    工事が完了した後、検査を行い、問題がなければ引き渡しとなります。

工事中は、騒音や振動、粉塵などが発生することがあります。事前に近隣住民への配慮や、工事期間中の生活への影響について確認しておくことが大切です。

 

屋根葺き替え工事の費用相場と補助制度

屋根葺き替え工事の費用は、屋根の面積や使用する屋根材、工法によって異なります。一般的な費用相場は以下の通りです。

  • スレート屋根(カラーベスト)1㎡あたり約4,0006,000
  • 瓦屋根1㎡あたり約6,0008,000
  • 金属屋根1㎡あたり約5,0007,000

屋根葺き替え工事の業者選びのポイント

信頼できる業者を選ぶことは、工事の品質やアフターサポートに大きく影響します。業者選びのポイントは以下の通りです。

  • 実績と評判:過去の施工事例やお客様の声を確認しましょう。
  • 資格・許可の有無:建設業の許可や専門資格を持っているか確認しましょう。
  • 保証内容:工事後の保証期間や内容を確認しましょう。
  • 見積もりの明確さ:詳細な内訳が記載された見積もりを提示する業者を選びましょう。

 

屋根葺き替え工事後のメンテナンスと長寿命化のポイント

屋根葺き替え工事を行った後も、定期的な点検とメンテナンスが必要です。特に、秋田県のような寒冷地では、雪や氷による影響を受けやすいため、以下の点に注意しましょう。

  • 雪下ろしの実施:積雪が屋根に長期間残らないよう、適切なタイミングで雪下ろしを行いましょう。
  • 雨樋の清掃:落ち葉やゴミが詰まると、雨水が溢れ出す原因となります。定期的に清掃しましょう。
  • 屋根の点検:風や雪による損傷がないか、定期的に点検しましょう。

 

まとめ

屋根葺き替え工事は、家の耐久性や快適な住環境を維持するために重要な工事です。費用や業者選び、工事後のメンテナンスなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。

将来の安心を確保するためにも、早めの対策が求められます。

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。

屋根葺き替え工事についてご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

外壁を重ねて張る方法

こんにちは!

ヤネカベセンター秋田です。

近頃、外壁の傷みが気になって「外壁 ボロボロ」と検索された方も多いのではないでしょうか。

 

外壁がボロボロになってしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、建物自体の耐久性や住まいの快適性にも影響を及ぼします。

この記事では

重ね張りの基礎知識、メリット・デメリット、施工の流れ、費用相場

そして注意点まで、詳しくご紹介いたします。

この記事は、築年数が20年以上経過していて

外壁が劣化してきたと感じている方、外壁塗装か重ね張りかで迷っている方に特に読んでいただきたい内容です。

外壁がボロボロになる原因とは?

 

 

 

外壁がボロボロになる原因は一つではありません。

多くの場合、経年劣化や紫外線、風雨の影響が複合的に絡んでいます。

 

 

 

経年劣化と自然環境の影響

外壁は常に外気にさらされているため、10年から15年を目安に劣化が進んでいきます。紫外線による塗膜の剥がれ、雨風によるひび割れ、カビや苔の発生などが主な症状です。

 

 

 

メンテナンス不足による劣化の加速

定期的な点検や塗装などのメンテナンスを怠ると、劣化のスピードが速まり、気づいたときには外壁がボロボロになっていたというケースも少なくありません。

 

 

外壁がボロボロなときの選択肢:重ね張りとは?

外壁がボロボロになっている状態での対処方法には、「張り替え」と「重ね張り」があります。

中でも重ね張りは、現在の外壁の上から新しい外壁材を重ねる工法で、多くのメリットがあります。

重ね張りの基本的な仕組み

重ね張りは、既存の外壁を撤去せずに、その上に新しいサイディングなどの外壁材を張る方法です。

これにより、解体工事が不要になり、施工期間やコストを抑えられます。

 

 

外壁重ね張りのメリット

・費用が張り替えよりも安く済むことが多い(約30〜40%のコストダウン)

・工期が短く、2週間〜20日程度で完了するケースが多いです。

断熱性や遮音性が向上し、快適な住空間になる ・見た目が美しくなるため、住まいの印象が大きく改善されます。

 

 

外壁ボロボロの状態で重ね張りできるか?

外壁がボロボロでも、すぐに重ね張りできるとは限りません。

重要なのは、現状の下地や構造部分の状態をしっかり確認することです。

 

 

専門業者の診断が不可欠

外壁重ね張りを検討する際は、経験豊富なリフォーム業者による現地調査が不可欠です。

専門的な判断を仰ぐことで、失敗のないリフォーム計画を立てられます。

 

 

 

外壁重ね張りの施工の流れ

実際に外壁重ね張りを行う際の一般的な施工の流れを解説します。

 

 

1. 現地調査と診断

専門スタッフが訪問し、外壁や下地の状態を確認。

 

重ね張りが可能かどうかを判断します。

 

 

2. 見積もりと契約

調査結果に基づいて、必要な工事内容と費用の見積もりを提示。

納得いただければ契約を結びます。

 

 

3. 足場設置と養生

安全に作業を行うために足場を組み、近隣への配慮として養生を行います。

 

 

4. 重ね張り施工

既存の外壁に下地胴縁を行い、新しい外壁材(サイディングなど)を丁寧に施工します。

 

 

 

 

5. 完了検査と引き渡し

施工後に検査を行い、不備がなければお引渡しとなります。アフターサポートも行います。

 

 

外壁重ね張りの費用相場と目安

外壁重ね張りにかかる費用は、使用する外壁材や建物の大きさ、地域によって異なりますが、以下が一般的な目安です。

・150万円〜250万円程度 

・足場設置費用:約20万〜30万円 程度

 

 

まとめ

外壁がボロボロになった状態でも、重ね張りという選択肢を取ることで、費用を抑えつつ美しさと快適さを取り戻すことが可能です。

 

重ね張りは建物を守り、快適な暮らしを取り戻すための有効な手段です。

 

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。

雨樋の修理について

こんにちは!ヤネカベセンター秋田です。​

雪の影響などで雨樋が壊れてしまったことはないでしょうか。雨樋の修理を検討されている方にとって、費用の相場や修理方法についての情報は非常に重要です。​​

この記事では、​雨樋修理の費用相場、修理方法、DIYの可否、業者選びのポイントなどを詳しく解説します。これを読むことで、雨樋修理に関する疑問や不安を解消し、最適な選択ができるようになります。

​​

雨樋修理の費用相場とは?

雨樋の修理費用は、修理の内容や範囲、使用する材料、建物の構造などによって異なります。一般的な費用相場は以下の通りです。

  • 部分的な修理:​小さなひび割れや穴の補修、部分的な交換などの場合、約5,000円~20,000円程度が目安です。

  • 全体的な交換:​雨樋全体を新しいものに交換する場合、約100,000円~300,000円程度が一般的です。

これらの費用はあくまで目安であり、実際の費用は状況によって変動します。

雨樋修理の具体的な方法と費用

雨樋の修理方法は、損傷の程度や種類によって異なります。以下に主な修理方法とその費用目安を紹介します。

1. 小さなひび割れや穴の補修

シーリング剤を使用して、小さなひび割れや穴を補修します。費用は約500円~1,500円程度で、DIYでも対応可能です。

2. 部分的な雨樋の交換

損傷が激しい部分のみを新しい部品に交換します。​竪樋1本など、費用は30,000円~60,000円程です。

3. 全体的な雨樋の交換

雨樋全体を新しいものに交換する場合、材料費や工賃を含めて約100,000円~300,000円程度が目安です。

雨樋のDIY修理は可能か?

雨樋の修理をDIYで行うことも可能ですが、高所での作業となるため、安全面でのリスクが伴います。特に2階以上の高所作業は危険ですので、専門業者に依頼することをおすすめします。

修理に保険が使える?

雨樋修理の際には、火災保険が使える場合が多いです。もし使えるのであれば大幅に工事金額を減らせる可能性があります。まずはご自身が加入しているプランを確認し、わからなければ窓口の方に相談してみましょう。

雨樋修理業者の選び方

信頼できる業者を選ぶためのポイントは以下の通りです。

  • 実績と専門性の確認:​過去の施工実績や専門知識を持っているかを確認しましょう。

  • 複数の業者から見積もりを取る:​複数の業者に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較検討しましょう。 ​2社くらいがちょうどいいかと思います。

まとめ

雨樋の修理は、住まいの快適さと安全性を維持するために重要です。修理費用は内容や範囲によって異なりますが、適切な知識を持つことで、最適な選択が可能となります。特に高所での作業は危険を伴うため、専門業者への依頼を検討しましょう。

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。

メンテナンスの必要性

こんにちは。

だんだんと暖かい日が増えてきましたね。

屋根外壁のメンテナンスを考えている方も多いのではないでしょうか。

これから外周り工事のシーズンになってきますので屋根外壁メンテナンスの必要性をお伝えできたらと思います。

 

 

ー塗装で屋根・外壁の寿命を延ばす

屋根・外壁の塗装は、家の外観を美しく保つだけでなく、家を守るための防水・防汚効果を発揮します。

特に秋田は、雪や雨が多いため、外壁が湿気を吸収しやすく早期に劣化してしまうことがあります。

塗装を施すことで、外壁の表面を保護し、湿気や水分の浸入を防ぎます。

また、紫外線から屋根・外壁を守ることで長持ちさせることができます。

自分の家は見た感じまだメンテナンスをしなくても良さそうだと感じている方もいらっしゃると思いますが、

屋根は錆が出てからだと遅いです。

外壁も凍害を起こしてからだと遅いです。

屋根も外壁も本当に劣化する前に塗装をしてあげることが住宅の寿命を延ばす1番のポイントです。

10年を目安にメンテナンスを考えていきましょう。

ーメンテナンス前のポイント

メンテナンス行う際には、いくつかのポイントを確認しておくことが重要です。

まずは、現在の屋根・外壁の状態をしっかりチェックし、どのような施工が必要かを見極めます。

弊社では屋根・外壁の状況を確認し、お客様にも状態を確認いただけるよう写真付きの診断書をご提出しております。

実際に現状を把握してもらい適切なご提案をさせていただきます。

塗装を行う場合は、適切な塗料の選定も大切です。

特に秋田の厳しい気候に対応できる、耐久性の高い塗料を選ぶことをお勧めします。

また、業者との打ち合わせでは、作業の進行状況や工事後の仕上がりについてしっかり確認し、納得のいく形で進めることが大切です。

初めてメンテナンスをお考えの方にも丁寧にご説明させていただきます。

まずはヤネカベセンターにお問合せ下さい!

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塗装工事を検討中の方 必見!!

こんにちは!ヤネカベセンター秋田です(‘ω’)ノ

今回は、秋田で塗装工事を検討している方に向けて、塗装工事の必要性や費用相場、

信頼できる業者の選び方、工事の流れについて詳しく解説します!

この記事を読むことで、ご自身に合った塗装計画を立てることができます。

 

塗装の必要性

秋田で塗装が必要となる理由は、厳しい気候条件にあります。

特に冬場の雪や凍結、春の強風、夏の強い紫外線は、外壁や屋根に大きなダメージを与えます。

10年以上経過している住宅は、塗装の劣化が始まる時期であり、早めの対応が重要です。

塗装を行うことで、住宅の防水性や耐久性が向上し、資産価値の維持にもつながります。

 

塗装を行うタイミングの目安

秋田で塗装を行う最適なタイミングは、外壁や屋根にひび割れや色あせ、

カビ、コケなどの劣化症状が現れたときです。

特に外壁にチョーキング現象(触ると白い粉が付く状態)が見られる場合は、塗装の劣化が進んでいる証拠です。

また、築10年を超えた住宅は一度専門業者に点検を依頼すると安心です。

 

 

塗装の費用相場

秋田における塗装の費用は、外壁塗装で70万円〜120万円、屋根塗装で30万円〜60万円程度が一般的です。

ただし、塗料の種類や建物の大きさ、劣化状況によって費用は変動します。

 

塗装費用を決めるポイント

秋田で塗装費用を決定する要素には、使用する塗料のグレード、施工面積、

足場代、下地補修費用などが含まれます。

特に足場代は全体費用の約1520%を占めることが多いため、見積もり時に注意が必要です。

また、シリコン塗料やフッ素塗料など、耐久性に優れた塗料は初期費用が高くなりますが、

長期的に見ればメンテナンスサイクルを延ばせるためコストパフォーマンスに優れています。

 

塗装業者の選び方

秋田で塗装業者を選ぶ際は、価格だけでなく施工実績や保証内容、アフターサービスを重視しましょう。

実際に施工した住宅の写真や口コミを確認することで、信頼性を確認できます。

 

塗装業者に依頼する際の注意点

秋田で塗装業者に依頼するときは、複数社から相見積もりを取りましょう。

見積もり内容に不明な項目があれば、必ず質問して納得した上で契約することが重要です。

地元で長年実績があり、施工後も点検やメンテナンスを行ってくれる業者を選ぶと安心です。

 

塗装工事の流れ

秋田で塗装工事を依頼した場合、基本的な流れは以下の通りです。

まず現地調査と見積もり、次に契約、そして足場設置、高圧洗浄、下地補修、

養生、塗装(下塗り・中塗り・上塗り)、最後に検査・引き渡しという手順です。

 

塗装工事の期間と注意事項

秋田での塗装工事は、天候にもよりますが、おおむね2週間から3週間が目安です。

特に雨や雪が多い季節は工期が延びる可能性があるため、計画的にスケジュールを立てることが大切です。

 

最後に

秋田で塗装を検討する際は、塗装の必要性や費用相場を理解し、信頼できる業者選びが重要です。

塗装を行うことで、住まいの寿命を延ばし、美観を保つことができます。

10年以上経過している住宅では、早めの点検とメンテナンスが資産価値の維持につながります。

塗装工事は決して安い買い物ではありませんが、正しい知識と業者選びで、満足のいく結果を得られます。

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。

塗料の耐候性について

耐候性は、塗料や素材が外部環境、特に気象条件に対してどれだけ耐えることができるかを示す特性です。塗料の耐候性が高いと、長期間にわたり劣化せず、色あせやひび割れ、剥がれなどの問題が少なくなります。

物質が自然環境、特に直射日光、湿気、風、温度変化、雨、霧などにどれだけ耐えることができるかを示します。特に外部で使用される塗料や建材にとって、耐候性は非常に重要な要素です。耐候性が高い塗料や素材は、色褪せや劣化が遅く、長期間その機能を保つことができます。

耐候性が低いと、塗膜がすぐに剥がれたり、ひび割れが発生したりすることがあります。その結果、見た目が悪くなるだけでなく、表面が劣化し、さらなる損傷を引き起こす可能性があります。

 

【耐候性に影響を与える主な要因を紹介します】
・紫外線(UV

紫外線は、塗料や素材の耐候性に大きな影響を与えます。紫外線が塗膜に当たると、化学反応が起こり、塗膜の顔料や樹脂が劣化します。その結果、色あせやひび割れが発生します。特に屋外で使用する塗料には、紫外線に強い成分が含まれていることが求められます。

・湿度と水分

湿度や水分も耐候性に大きな影響を与えます。高湿度環境では、塗膜が膨張して剥がれたり、カビや錆が発生したりすることがあります。湿気の多い場所に使用する塗料は、特に耐水性や防湿性が高いことが求められます。

・温度変化

温度の変化も、塗料や素材の耐候性に影響を与えます。温度が急激に変化すると、塗膜が膨張したり縮んだりするため、ひび割れや剥がれが生じやすくなります。特に、屋外の過酷な気象条件下で使用される場合、温度耐性が求められます。

風や砂塵

風や砂塵が表面に当たることも、塗料の耐候性に影響を与えます。砂塵や汚れが塗膜を擦ることで、表面が傷つき、劣化が早まることがあります。

 

【耐候性を高める方法】

耐候性を高めるためには、塗料の選定から施工方法まで、いくつかのポイントに注意を払う必要があります。以下に、耐候性を向上させる方法をいくつか紹介します。

耐候性に優れた塗料の選定

耐候性を向上させるためには、まず、環境条件に合った塗料を選ぶことが重要です。

UVカット機能のある塗料の使用

紫外線による劣化を防ぐため、UVカット機能を持つ塗料を選ぶことが有効です。UVカット塗料は、塗膜に紫外線を反射・吸収する成分を含んでおり、色褪せや劣化を防ぎます。また近年は塗装の劣化因子を制御する、ラジカル制御型の塗料も増えてきています。

適切な塗装技術と塗膜の厚さ

耐候性を高めるためには、塗装方法にも注意が必要です。適切な塗布方法を守り、塗膜の厚さを適切にすることが大切です。塗膜が薄すぎると、外的要因による劣化が進みやすく、逆に厚すぎるとひび割れや剥がれが発生しやすくなります。

定期的なメンテナンス

耐候性を維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。塗膜の状態をチェックし、汚れや傷を取り除いたり、必要に応じて再塗装を行ったりすることで、耐候性を長期間保つことができます。

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多くの塗料メーカーでは、促進耐候性試験で塗料の耐候性を確認しています。
この結果を基に 期待耐候年数  OO年と表記しているケースもあります。

促進耐候性試験とは、塗料に人工的に作られた光を当てて屋外の環境を再現し、劣化の進行具合を調べる試験のことです。 実際に数年かけて経過を観察するのではなく、3000時間の間にわざと劣化を進行させて、塗料がどのような状態になるのかを見る試験です。

 

最後に

塗料の耐候性は外部環境にどれだけ耐えられるかを示す重要な特性です。紫外線、湿度、温度変化、風などが耐候性に影響を与えるため、適切な塗料を選ぶことが不可欠です。また、定期的なメンテナンスや適切な塗装技術を用いることで、耐候性を高め、長期間にわたり素材や塗膜を保護することができます。

尚、塗料メーカーの期待耐候年数は、耐候性を保証するものではない為、屋根や外壁の状態によっては、期待するほどの耐候性が得られないケースもある為、現状に合った施工方法や材料の選択が重要になってきます。

 

 

コロニアル屋根のメンテナンス

こんにちは!プライムリフォームです。

コロニアル屋根のメンテナンスについてお調べではありませんか?
コロニアル屋根は、軽量で耐久性が高く、多くの住宅で使用されている屋根材ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、「どのようなメンテナンスをすればよいのか」「費用はどのくらいかかるのか」など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、コロニアル屋根のメンテナンス方法や必要な頻度、注意点について詳しく解説します。
また、適切なメンテナンスを行うことで、屋根の寿命を延ばし、修理費用を抑えるポイントについてもご紹介します。


・コロニアル屋根のメンテナンスが必要な理由

・メンテナンス方法の種類とそのメリット・デメリット

・メンテナンスの最適なタイミングと費用の相場

・自分でできるメンテナンスとプロに依頼すべき作業
が分かります。

コロニアル屋根の維持管理に不安を感じている方、費用を抑えつつ適切なメンテナンスをしたい方におすすめの記事です。
ぜひ最後までご覧ください。

コロニアル屋根のメンテナンスが必要な理由

コロニアル屋根はスレート屋根の一種であり、比較的丈夫な屋根材ですが、経年劣化や外部環境の影響を受けるため、適切なメンテナンスが必要です。

コロニアル屋根の耐久性と劣化の原因

コロニアル屋根の耐用年数は約20〜30年とされていますが、以下のような要因で劣化が進行します。

紫外線:日光による熱膨張と収縮の繰り返し

雨水や湿気:コケやカビの発生による劣化

風や雪:強風や積雪の影響でひび割れやズレが生じる

塗膜の劣化:防水機能が低下し、雨漏りの原因となる

メンテナンスを怠るとどうなる?

定期的なメンテナンスを行わないと、以下のような問題が発生します。

屋根材のひび割れやズレが進行し、雨漏りの原因になる

防水機能が低下し、住宅全体の耐久性が損なわれる

補修費用が高額になり、最悪の場合、屋根全体の葺き替えが必要になる

コロニアル屋根のメンテナンス方法

コロニアル屋根のメンテナンス方法には、大きく分けて以下の3つがあります。

1. 高圧洗浄

高圧洗浄は、屋根に付着した汚れやコケ・カビを除去する方法です。
メリット

美観が向上し、屋根の劣化を防ぐ

塗装前の下地処理として有効

デメリット

強すぎる水圧でスレートが破損する可能性がある

洗浄後の防水処理が必要になる

2. 塗装メンテナンス

塗装は、コロニアル屋根の防水性を維持するために重要です。
メリット

屋根の防水性と耐久性を向上させる

遮熱塗料を使用することで、夏の室温上昇を抑えられる

デメリット

約10年ごとに再塗装が必要

塗装費用がかかる

3. 部分補修と葺き替え

ひび割れやズレが発生した場合、部分的な補修や屋根の葺き替えを検討する必要があります。
メリット

ひび割れやズレを早期に修復できる

屋根全体をリフレッシュし、寿命を延ばせる

デメリット

施工費用が比較的高額になる

施工期間が長くなることがある

メンテナンスの最適なタイミングと費用相場

メンテナンスの目安

コロニアル屋根のメンテナンスは、以下の周期で行うのが理想です。

5〜10年ごと:高圧洗浄と塗装メンテナンス

15〜20年ごと:部分補修や屋根材の交換

30年以上経過:葺き替えを検討

費用相場

メンテナンスにかかる費用の相場は以下の通りです。

高圧洗浄:5万〜10万円

塗装メンテナンス:30万〜80万円

部分補修:10万〜50万円

葺き替え:100万〜200万円

まとめ

コロニアル屋根は軽量で耐久性に優れていますが、適切なメンテナンスを行わないと雨漏りや屋根の劣化が進行してしまいます。

メンテナンスを怠ると、修理費用が高額になりやすい

高圧洗浄・塗装・補修など、屋根の状態に応じたメンテナンスが必要

定期的な点検とメンテナンスで、屋根の寿命を延ばせる

プライムリフォームは、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。
コロニアル屋根のメンテナンスをご検討の際は、お気軽にご相談ください!

外壁の剥がれが気になり始めたら・・

こんにちわ!ヤネカベセンター秋田です。
だいぶ雪も解けて春の兆しが垣間見えてきましたね(^^)
しかし、一冬越すと、建物にも異変が見られるようなこともあると思います。
今回は外壁についてです。

外壁の剥がれが発生した場合、そのまま放置すると建物の耐久性や美観が損なわれるため、早期の修繕が重要です。外壁の剥がれを修繕する方法について説明します。

①. 外壁剥がれの原因を確認

外壁の剥がれにはいくつかの原因があります。修繕を行う前に、剥がれの原因を特定することが重要です。一般的な原因としては、以下のようなものがあります。

  • 湿気や水分: 外壁の内部に水分が浸入していると、塗装が剥がれやすくなります。特に、外壁の下地が劣化している場合や、ひび割れがある場合に発生しやすいです。
  • 紫外線や風化: 長期間の紫外線による劣化や、風雨による摩耗で塗装が剥がれることがあります。
  • 施工不良: 初めに外壁塗装を行った際、施工が不十分だったり、塗料が適切に塗布されていない場合にも剥がれが発生することがあります。
  • 温度変化: 大きな温度差(昼夜の温度差など)があると、外壁材が膨張・収縮して剥がれが発生することがあります。

②. 外壁剥がれの修繕手順

外壁剥がれの修繕手順は、状態に応じて異なりますが、一般的な修繕方法は以下のようになります。

1. 剥がれた部分の状態確認

剥がれた部分が小さい場合は、その部分のみ修繕することが可能ですが、広範囲にわたる剥がれがある場合は、外壁全体の再塗装や補修を検討する必要があります。

2. 剥がれ部分の清掃

剥がれた部分を修復する前に、まずその周辺をきれいにします。ホコリや汚れを取り除き、湿気やカビが発生していないか確認しましょう。場合によっては、剥がれた部分に残った旧塗膜をサンドペーパーやワイヤーブラシで削り取ることが必要です。

3. 補修材の塗布

剥がれた部分が下地まで達している場合、下地を補修する必要があります。補修材(パテやシーラーなど)を使って、平滑に整えます。特にひび割れや凹凸がある場合は、補修材で埋める作業が重要です。

4. 下地処理とプライマー塗布

補修した部分が乾燥したら、下地処理を行います。下地にプライマー(接着剤)を塗布し、塗料がしっかりと定着するようにします。これにより、塗料の密着性が向上し、剥がれにくくなります。

5. 塗装の再塗布

補修が完了したら、塗料を再塗布します。塗装は1回だけでなく、必要に応じて2~3回重ね塗りすることで、より強固な仕上がりになります。塗料の種類や色は、既存の外壁に合ったものを選ぶことが重要です。

6. 仕上げの確認

塗装後、完全に乾燥したことを確認してから、最終的な仕上がりを確認します。必要に応じて微調整を行い、全体の美観を整えます。

③. 外壁剥がれ修繕の際の注意点

  • プロに依頼するか、自分で修繕するか: 外壁の大規模な剥がれや、施工不良が原因の場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。特に、高所での作業や難易度が高い場合、安全面を考慮してプロに任せたほうが安心です。

  • 早期修繕: 外壁の剥がれを放置しておくと、雨水や湿気が浸透し、構造に影響を及ぼす可能性があります。早期に修繕することで、さらに大きな修理を避けることができます。

  • 使用する塗料の選定: 外壁用の塗料にはさまざまな種類があります。耐候性や防水性に優れた塗料を選ぶことが、剥がれの再発防止に繋がります。

④. 外壁のメンテナンス

外壁の剥がれを防ぐために、定期的な点検とメンテナンスが必要です。塗装の劣化を早期に発見し、適切なタイミングで再塗装や補修を行うことが、長期的な建物の保護に繋がります。

外壁の状態や剥がれの範囲に応じて、修繕方法を選ぶことが大切です。

下記に外壁リフォームの一つである、外壁重ね張り工事に使用される外壁材の種類をいくつかご案内します。

樹脂サイディングと金属サイディングは、どちらも住宅や建物の外壁に使用される素材ですが、いくつかの点で異なります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

1. 素材

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、主に「PVC(ポリ塩化ビニル)」や「塩ビ」などの合成樹脂素材で作られています。耐候性や耐水性に優れており、比較的軽量です。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは、主に「ガルバリウム鋼板」や「アルミニウム」などの金属製で作られています。金属素材は耐久性に優れ、強度も高いのが特徴です。

2. 耐久性

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは耐久性が高く、腐食や劣化に強いですが、強い衝撃にはやや弱い面もあります。紫外線や湿気にも強く、長期間美観を保つことができます。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは非常に強固で、耐衝撃性や耐火性に優れています。鉄鋼やアルミニウムを使用したものは、長期間にわたって外的な影響を受けにくいです。ただし、金属サイディングも防錆処理を施さないと錆びることがあります。

3. 外観・デザイン

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、木目調やタイル調、レンガ調など、さまざまなデザインが可能で、外観のバリエーションが豊富です。外観を自然素材に近づけることができるため、好みに合わせたデザインが楽しめます。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは、シンプルでモダンなデザインが特徴です。直線的なラインや金属特有の光沢感が魅力で、現代的な建物に合いますが、デザインのバリエーションは樹脂サイディングほど豊富ではありません。

4. メンテナンス

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、汚れが付きにくく、メンテナンスが比較的簡単です。ただし、傷がつくと目立ちやすいため注意が必要です。

  • 金属サイディング: 金属サイディングも汚れが付きにくいですが、傷がついた場合には錆が発生することがあるため、定期的な点検が必要です。特に塩害が多い地域では、防錆処理が重要です。

5. 価格

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは一般的に金属サイディングよりもコストが安い場合が多いです。また、施工が簡単であるため、総費用が抑えられることがあります。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは、材料費や施工費がやや高めになりますが、その分、耐久性や強度が高いので、長期的に見ればコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。

6. 断熱性能

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、断熱性が優れており、熱を通しにくいため、室内の温度を安定させるのに役立ちます。

  • 金属サイディング: 金属は熱を伝えやすいため、断熱性は樹脂サイディングより劣ります。ただし、断熱材を併用することで改善することができます。

まとめ

  • 樹脂サイディングは、軽量でデザインが豊富、メンテナンスが簡単でコストが安い一方で、衝撃に弱く、強度は金属に劣ります。
  • 金属サイディングは、耐久性や強度に優れ、モダンな外観を持っていますが、やや高価で、錆や熱伝導に注意が必要です。

選ぶ際には、外観や耐久性、メンテナンスのしやすさ、予算などを考慮して決めると良いでしょう。

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の住環境づくりをお手伝いしております。