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🎨 失敗しない!塗料の選び方

こんにちは、ヤネカベセンター秋田です。

今回は、塗料の選び方についてです。塗料選びに迷われている方は参考にして見て下さい。

屋根外壁塗装で塗料選びは大事な要素の一つです。建物の状態、周辺環境、塗料の性能、価格、実績など様々な面から検討し、大切なお家を守る塗料選びをしましょう。何が良いのか分からない時は、専門店に相談し適切なアドバイスを受けましょう。

下記は素材や用途に合わせた塗料の選び方です。塗料を選ぶ際のヒントにしてみて下さい。

1. どこに使うか(用途)で選ぶ

まずは場所に適した塗料を選ぶのが一番大切です。

屋外

・紫外線・雨風に強い耐候性が必要

・紫外線・雨風に強い耐候性が必要

おすすめ:シリコン、フッ素、ウレタン、ラジカル制御型塗料

屋内

    ・環境にやさしく安全性が高いもの

    ・おすすめ:水性塗料(低臭タイプ)

    2. 何に塗るか(素材)で選ぶ

    素材に合わない塗料を使うと、はがれ・ひび割れが起きやすくなります。

    素材

            適した塗料

    木材 木材保護塗料、オイルステイン、ウレタン塗料
    鉄・金属 防錆(さび止め)+ウレタン・シリコン
    外壁(モルタル・サイディング) アクリル、シリコン、フッ素、ラジカル制御塗料
    耐摩耗塗料、エポキシ

     

    3. 耐久性と価格のバランス

    種類 耐久年数 価格
    アクリル 5〜7 安い
    ウレタン 7〜10
    シリコン 10〜12 中〜やや高
    ラジカル制御 12〜15 中〜高
    フッ素 15〜20
    無機 18〜25 最高クラスに高い商品も有り

     

    4. 仕上がりの見た目(ツヤ)で選ぶ

    ツヤの有無でも印象が大きく変わります。

    • ツヤあり:明るく、汚れにくい
    • 半ツヤ:落ち着きと耐候性のバランス
    • 3分ツヤ・ツヤ消し:マットで上品、傷が目立ちにくい

    🔧 5. 下塗り(プライマー)も忘れずに

    塗料は 下塗り中塗り上塗り が基本です。
    特に鉄部は防錆、吸い込みやすい素材にはシーラーが必須。

     

    🎨 主要な塗料の種類

    外壁・屋根で使われる塗料は、主に「樹脂の種類」で耐久性が変わります。
    代表的なものを耐久性の低い順に並べると次のようになります。

    🟦 1. アクリル塗料

    • 安価で扱いやすいが、近年はあまり使われない
    • 耐久性:57
    • 特徴:価格重視のときに

    🟩 2. ウレタン塗料

    • 密着性が高く、鉄部や木部にも使いやすい
    • 耐久性:710
    • 特徴:細部塗装に向く万能型

    🟧 3. シリコン塗料

    • コスパ最強で現在の主流
    • 耐久性:1012
    • 特徴:外壁・屋根でバランスが良い

    🟨 4. ラジカル制御型塗料

    • 紫外線で発生する劣化因子(ラジカル)を抑える高耐候タイプ
    • 耐久性:1215
    • 特徴:近年非常に人気、コスパも良い

    🔵 5. フッ素塗料

    • とても耐候性が高く、公共施設や高層ビルでも使用
    • 耐久性:1520
    • 特徴:価格は高いが耐久性はトップクラス

    🟣 6. 無機塗料

    無機塗料は、「ガラス・セラミックなどの無機成分」を高配合した塗料のことです。
    樹脂ベースはシリコンやフッ素でも、無機成分を多く配合することで耐候性を大きく向上させています。

    • 圧倒的な耐候性(紫外線に非常に強い)
    • 汚れが付きにくく、雨で流れやすい(親水性)
    • カビ・コケが生えにくい
    • 不燃性(燃えにくい)

    🕒 耐久性

    • 18〜25年(メーカー・製品の無機割合によって差あり)

    📌 注意点

    • 下地処理の品質が重要
    • 柔軟性がやや低く、動きの多い素材には向かない場合も
    • 価格は塗料の中でも最も高め

     

    ここまで読んで頂くと、塗料って用途や価格、性能によって色んな種類があるんだなと、お分かり頂けたかと思います。我が家に合った塗料選びには、現状の状態を知ることが不可欠です。適切な調査診断を受け、塗料選びをしていきましょう。

    「ヤネカベセンター秋田」は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております。」