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外壁の剥がれが気になり始めたら・・

こんにちわ!ヤネカベセンター秋田です。
だいぶ雪も解けて春の兆しが垣間見えてきましたね(^^)
しかし、一冬越すと、建物にも異変が見られるようなこともあると思います。
今回は外壁についてです。

外壁の剥がれが発生した場合、そのまま放置すると建物の耐久性や美観が損なわれるため、早期の修繕が重要です。外壁の剥がれを修繕する方法について説明します。

①. 外壁剥がれの原因を確認

外壁の剥がれにはいくつかの原因があります。修繕を行う前に、剥がれの原因を特定することが重要です。一般的な原因としては、以下のようなものがあります。

  • 湿気や水分: 外壁の内部に水分が浸入していると、塗装が剥がれやすくなります。特に、外壁の下地が劣化している場合や、ひび割れがある場合に発生しやすいです。
  • 紫外線や風化: 長期間の紫外線による劣化や、風雨による摩耗で塗装が剥がれることがあります。
  • 施工不良: 初めに外壁塗装を行った際、施工が不十分だったり、塗料が適切に塗布されていない場合にも剥がれが発生することがあります。
  • 温度変化: 大きな温度差(昼夜の温度差など)があると、外壁材が膨張・収縮して剥がれが発生することがあります。

②. 外壁剥がれの修繕手順

外壁剥がれの修繕手順は、状態に応じて異なりますが、一般的な修繕方法は以下のようになります。

1. 剥がれた部分の状態確認

剥がれた部分が小さい場合は、その部分のみ修繕することが可能ですが、広範囲にわたる剥がれがある場合は、外壁全体の再塗装や補修を検討する必要があります。

2. 剥がれ部分の清掃

剥がれた部分を修復する前に、まずその周辺をきれいにします。ホコリや汚れを取り除き、湿気やカビが発生していないか確認しましょう。場合によっては、剥がれた部分に残った旧塗膜をサンドペーパーやワイヤーブラシで削り取ることが必要です。

3. 補修材の塗布

剥がれた部分が下地まで達している場合、下地を補修する必要があります。補修材(パテやシーラーなど)を使って、平滑に整えます。特にひび割れや凹凸がある場合は、補修材で埋める作業が重要です。

4. 下地処理とプライマー塗布

補修した部分が乾燥したら、下地処理を行います。下地にプライマー(接着剤)を塗布し、塗料がしっかりと定着するようにします。これにより、塗料の密着性が向上し、剥がれにくくなります。

5. 塗装の再塗布

補修が完了したら、塗料を再塗布します。塗装は1回だけでなく、必要に応じて2~3回重ね塗りすることで、より強固な仕上がりになります。塗料の種類や色は、既存の外壁に合ったものを選ぶことが重要です。

6. 仕上げの確認

塗装後、完全に乾燥したことを確認してから、最終的な仕上がりを確認します。必要に応じて微調整を行い、全体の美観を整えます。

③. 外壁剥がれ修繕の際の注意点

  • プロに依頼するか、自分で修繕するか: 外壁の大規模な剥がれや、施工不良が原因の場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。特に、高所での作業や難易度が高い場合、安全面を考慮してプロに任せたほうが安心です。

  • 早期修繕: 外壁の剥がれを放置しておくと、雨水や湿気が浸透し、構造に影響を及ぼす可能性があります。早期に修繕することで、さらに大きな修理を避けることができます。

  • 使用する塗料の選定: 外壁用の塗料にはさまざまな種類があります。耐候性や防水性に優れた塗料を選ぶことが、剥がれの再発防止に繋がります。

④. 外壁のメンテナンス

外壁の剥がれを防ぐために、定期的な点検とメンテナンスが必要です。塗装の劣化を早期に発見し、適切なタイミングで再塗装や補修を行うことが、長期的な建物の保護に繋がります。

外壁の状態や剥がれの範囲に応じて、修繕方法を選ぶことが大切です。

下記に外壁リフォームの一つである、外壁重ね張り工事に使用される外壁材の種類をいくつかご案内します。

樹脂サイディングと金属サイディングは、どちらも住宅や建物の外壁に使用される素材ですが、いくつかの点で異なります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

1. 素材

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、主に「PVC(ポリ塩化ビニル)」や「塩ビ」などの合成樹脂素材で作られています。耐候性や耐水性に優れており、比較的軽量です。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは、主に「ガルバリウム鋼板」や「アルミニウム」などの金属製で作られています。金属素材は耐久性に優れ、強度も高いのが特徴です。

2. 耐久性

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは耐久性が高く、腐食や劣化に強いですが、強い衝撃にはやや弱い面もあります。紫外線や湿気にも強く、長期間美観を保つことができます。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは非常に強固で、耐衝撃性や耐火性に優れています。鉄鋼やアルミニウムを使用したものは、長期間にわたって外的な影響を受けにくいです。ただし、金属サイディングも防錆処理を施さないと錆びることがあります。

3. 外観・デザイン

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、木目調やタイル調、レンガ調など、さまざまなデザインが可能で、外観のバリエーションが豊富です。外観を自然素材に近づけることができるため、好みに合わせたデザインが楽しめます。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは、シンプルでモダンなデザインが特徴です。直線的なラインや金属特有の光沢感が魅力で、現代的な建物に合いますが、デザインのバリエーションは樹脂サイディングほど豊富ではありません。

4. メンテナンス

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、汚れが付きにくく、メンテナンスが比較的簡単です。ただし、傷がつくと目立ちやすいため注意が必要です。

  • 金属サイディング: 金属サイディングも汚れが付きにくいですが、傷がついた場合には錆が発生することがあるため、定期的な点検が必要です。特に塩害が多い地域では、防錆処理が重要です。

5. 価格

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは一般的に金属サイディングよりもコストが安い場合が多いです。また、施工が簡単であるため、総費用が抑えられることがあります。

  • 金属サイディング: 金属サイディングは、材料費や施工費がやや高めになりますが、その分、耐久性や強度が高いので、長期的に見ればコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。

6. 断熱性能

  • 樹脂サイディング: 樹脂サイディングは、断熱性が優れており、熱を通しにくいため、室内の温度を安定させるのに役立ちます。

  • 金属サイディング: 金属は熱を伝えやすいため、断熱性は樹脂サイディングより劣ります。ただし、断熱材を併用することで改善することができます。

まとめ

  • 樹脂サイディングは、軽量でデザインが豊富、メンテナンスが簡単でコストが安い一方で、衝撃に弱く、強度は金属に劣ります。
  • 金属サイディングは、耐久性や強度に優れ、モダンな外観を持っていますが、やや高価で、錆や熱伝導に注意が必要です。

選ぶ際には、外観や耐久性、メンテナンスのしやすさ、予算などを考慮して決めると良いでしょう。

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の住環境づくりをお手伝いしております。