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外装塗装工事(屋根・外壁塗装工事)の流れについて|初めてでも分かる工程・期間・費用・注意点

こんにちは!ヤネカベセンターです。

「外装工事(は、どのような流れで進むの?」

「工事期間は何日くらいかかるの?」

「屋根と外壁を一緒に工事したほうが良いの?」

「見積書の金額が適正なのか分からない」

屋根や外壁の塗装工事を初めて検討する方は、工事の流れや費用について多くの疑問を感じるのではないでしょうか。

屋根や外壁は大切な住まいを長く維持するための重要な部分です。単純に外壁へ塗料を塗るだけの工事ではありません。現地調査、足場設置、高圧洗浄、下地補修、養生、下塗り、中塗り、上塗り、完了検査など、複数の工程を順番に進めます。

この記事では、外装工事の流れについて、一般的な戸建て住宅を例に、工事前の準備から完成まで詳しく解説します。

この記事を読むことで、基本的な工程、工事期間の目安、費用が変わるポイント、業者へ確認したい内容、工事中に注意したいポイントまで分かります。

「そろそろ屋根や外壁のメンテナンスをしたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

外装塗装工事の流れを最初に確認

外装塗装工事は、住宅の状態や工事内容によって順番が変わる場合があります。

一般的な屋根・外壁塗装では、次のような流れで工事を進めます。

  1. 現地調査・建物診断
  2. 見積もり・工事内容の確認
  3. 契約・工事日程の決定
  4. 近隣挨拶
  5. 足場設置
  6. 高圧洗浄
  7. 下地補修・シーリング工事
  8. 養生
  9. 屋根・外壁の下塗り
  10. 屋根・外壁の中塗り
  11. 屋根・外壁の上塗り
  12. 付帯部の塗装
  13. 完了検査・手直し
  14. 足場解体・清掃
  15. 引き渡し

外壁塗装の一般的な工程として、足場、高圧洗浄、下地処理、養生、下塗り、中塗り、上塗り、検査、足場解体などが挙げられます。屋根塗装でも近隣挨拶から足場、高圧洗浄、下地調整、塗装、検査、足場解体という流れが基本になります。

① 現地調査・建物診断

外装塗装工事では、塗装を始める前の現地調査が重要です。

外壁のひび割れ、塗膜の剥がれ、チョーキング、シーリングの劣化、屋根の色あせ、コケ、カビ、サビなどを確認します。

屋根は普段の生活から確認しにくいため、専門業者による確認が必要です。

外壁だけを見て工事内容を決めるのではなく、屋根、外壁、雨樋、破風、軒天、雨戸、ベランダなど、住宅の外装全体を確認することが大切です。

現地調査の結果によって、塗装だけで対応できるのか、補修工事が必要なのか、塗装以外の外装工事が必要なのかが変わります。

② 見積もり・契約

現地調査が終わったら、工事内容と費用を確認します。

見積書では、単純な総額だけではなく、足場、高圧洗浄、下地補修、シーリング、塗装、付帯部、諸経費などの項目を確認しましょう。

外壁塗装の費用は、住宅の大きさ、外壁の状態、塗料の種類、補修内容などによって大きく変わります。ホームプロでは、30坪住宅の外壁塗装について、足場代などを除いた費用の目安として102万円~112万円を掲載しています。一方で、別の費用調査では30坪住宅の外壁塗装を約80万円~150万円程度としている例もあります。金額には幅があるため、坪数だけで価格を判断することはできません。

見積もりを比較するときは、金額だけではなく「何の工事が含まれているのか」を確認することが重要です。

③ 近隣挨拶

契約後、工事開始前に近隣挨拶を行います。

足場を組む音、高圧洗浄の音、職人や車両の出入り、塗料の臭いなどが発生する場合があります。

近隣の方へ工事期間や工事内容を事前に伝えておくことで、工事中のトラブルを防ぎやすくなります。

特に道路に面した住宅や、隣家との距離が近い住宅では、工事前の説明が重要です。

④ 足場を設置する

外装塗装工事の最初の大きな作業が足場設置です。

足場は職人が安全に作業するためだけではありません。外壁を均一に塗装するためにも重要な設備です。

足場の外側にはメッシュシートを設置し、塗料や水の飛散を抑えます。

屋根と外壁を同時に施工する場合は、一度設置した足場を屋根と外壁の両方に使用できるため、別々に工事するより足場費用を抑えられる場合があります。

⑤ 高圧洗浄

足場を設置した後は、高圧洗浄を行います。

高圧洗浄では、外壁や屋根に付着したホコリ、汚れ、コケ、カビ、古い塗膜などを洗い流します。

外壁の表面に汚れが残った状態で塗装すると、新しい塗料が十分に密着しない可能性があります。

高圧洗浄後は、屋根や外壁をしっかり乾燥させます。

洗浄後の乾燥時間も重要な工程です。

⑥ 下地補修・シーリング工事

高圧洗浄の後は、住宅の状態を確認しながら下地補修を行います。

外壁のひび割れ、剥がれ、浮き、サビなどを補修します。

窯業系サイディングなどでは、外壁材の目地やサッシ周辺に使用されているシーリングの劣化も確認します。

シーリングが硬化していたり、ひび割れていたり、剥離していたりする場合には、打ち替えや増し打ちなどの補修方法を検討します。

外装塗装工事では、塗料を塗る工程だけでなく、塗装前の下地処理が仕上がりを左右します。

⑦ 養生

下地補修が終わったら、塗装しない場所を養生します。

窓、玄関ドア、床、設備、植栽などをビニールシートなどで保護します。

養生が丁寧であれば、塗料の飛散や付着を防ぎやすくなります。

一方で、養生中は窓を開けにくくなる場合があります。

工事前に「どの窓が開けられるのか」「洗濯物を外に干せるのか」などを施工業者へ確認しておくと安心です。


⑧ 下塗り

養生が終わると、下塗りを行います。

下塗りは、外壁や屋根と仕上げ塗料を密着させるための重要な工程です。

外壁材や劣化状態によって、シーラー、プライマー、フィラーなど使用する下塗り材が変わります。

「下塗りは見えなくなるから必要ない」と考えるのは適切ではありません。

下塗りは仕上げ塗料の性能を発揮させるための大切な工程です。

⑨ 中塗り・上塗り

下塗りが乾燥したら、中塗りと上塗りを行います。

一般的な外壁塗装では、下塗り、中塗り、上塗りという3工程で塗装するケースが多くあります。

中塗りでは仕上げ塗料を塗り、上塗りでは仕上げの塗膜を形成します。

中塗りと上塗りを同じ色で施工する場合もありますが、施工会社によって管理方法は異なります。

重要なのは、メーカーが定める使用量や乾燥時間などを守り、適切な施工を行うことです。

塗料の種類によって性能や価格、期待できる耐久性は異なるため、「高い塗料を選べば必ず得をする」と考えるのではなく、今後何年住む予定なのか、住宅の状態、予算などを含めて選ぶことが大切です。

⑩ 屋根塗装と外壁塗装の順番

屋根と外壁を同時に施工する場合、工事の順番は住宅の状態や施工方法によって変わります。

一般的には、屋根と外壁を高圧洗浄した後、下地処理を行い、屋根・外壁の塗装を進めます。

屋根材によっては、塗装後に屋根材の重なり部分へ適切な隙間を確保する作業が必要になる場合があります。

屋根塗装では、屋根材の種類や状態によって必要な工程が変わるため、見積もり段階で「屋根材に合わせてどのような施工をするのか」を確認しておくことが大切です。

⑪ 付帯部を塗装する

外壁以外にも、住宅には塗装が必要になる部分があります。

代表的な付帯部には、雨樋、破風、軒天、雨戸、戸袋、シャッターボックスなどがあります。

外壁だけをきれいにしても、付帯部の劣化が残っていると住宅全体の見た目に差が出ます。

見積書を確認するときは、「外壁塗装」という一つの項目だけを見るのではなく、付帯部がどこまで含まれているのかを確認しましょう。

⑫ 完了検査・手直し

塗装が終わったら、完了検査を行います。

塗り残し、塗料の飛散、養生跡、塗膜の状態、付帯部の仕上がりなどを確認します。

必要な手直しを行った後、最終的な仕上がりを確認します。

施工会社によっては、工事中の写真を撮影し、施主へ工程を報告する場合があります。

屋根は完成後に施主自身が確認しにくい場所なので、施工写真を残してもらえるか契約前に確認しておくと安心です。

⑬ 足場解体・清掃・引き渡し

最終確認が終わったら、足場を解体します。

足場解体後は、住宅周辺の清掃や最終確認を行い、工事完了となります。

外装工事(屋根・外壁塗装工事)は、足場がなくなってから確認しやすくなる部分もあります。

住宅の外壁だけでなく、敷地内、玄関まわり、窓まわりなども確認し、気になる部分があれば施工会社へ相談しましょう。

外装塗装工事の工期は何日くらい?

工期は、住宅の大きさ、屋根・外壁の状態、工事内容、天候などによって変わります。

一般的な戸建て住宅では、外壁塗装だけで8~12日程度とする施工例がある一方、屋根塗装では10~14日前後を目安とする情報もあります。屋根と外壁を同時に施工する場合は、補修内容や住宅の状態によってさらに日数が変わります。

雨や強風、低温、高湿度などによって塗装作業ができない場合もあります。

そのため、業者から提示された工期だけでなく、「雨が続いた場合は何日程度延びる可能性があるのか」も確認しておくと安心です。

外装塗装工事の費用は何で決まる?

費用は、主に以下の内容で変わります。

  • 住宅の大きさ
  • 実際の塗装面積
  • 屋根の形状
  • 外壁材の種類
  • 屋根材の種類
  • 劣化の程度
  • ひび割れなどの補修範囲
  • シーリング工事の有無
  • 塗料の種類
  • 足場の有無
  • 付帯部の塗装範囲
  • ベランダ防水などの追加工事

外壁塗装では、同じ30坪の住宅でも、外壁の形状や補修内容、塗料によって費用が変わります。

屋根と外壁を同時に施工する場合は、足場を一度の設置で使用できるため、別々に工事するより費用面でメリットが出る場合があります。

ただし、「屋根と外壁を必ず同時に工事するべき」という意味ではありません。

住宅の劣化状況や予算、今後の住み方を考えたうえで、施工時期を決めることが大切です。

外装塗装工事で失敗しないためのチェックポイント

外装塗装工事を検討するときは、価格だけで施工会社を決めないことが重要です。

現地調査を丁寧に行っているか

屋根や外壁の状態を十分に確認せず、簡単な見積もりだけを提示する会社には注意が必要です。

写真や診断結果を見ながら、どの部分に補修が必要なのか説明してもらいましょう。

見積書の内容が分かりやすいか

「外壁塗装一式」のような表記だけでは、工事内容を比較しにくくなります。

足場、高圧洗浄、補修、シーリング、塗装、付帯部など、具体的な内容が記載されているか確認しましょう。

塗料の名前と施工回数を確認する

塗料のメーカー名、商品名、使用箇所、施工回数などを確認しましょう。

価格だけではなく、塗料の性能と住宅の状態が合っているかを確認することが大切です。

工程写真を残してもらう

屋根や高所は工事完了後に確認しにくいため、施工前、下地処理、下塗り、中塗り、上塗り、完成後などの写真を残してもらうと安心です。

外装塗装工事は築年数だけで判断しない

「築10年だから塗装する」

「築20年だから必ず塗装する」

というように、築年数だけで工事時期を決めるのはおすすめできません。

国土交通省の資料でも、屋根材や外壁材には種類ごとに交換周期の目安があり、住宅の部位や材料によって耐用期間の考え方が異なります。

外壁では、チョーキング、ひび割れ、塗膜の剥がれ、シーリングの劣化などを確認します。

屋根では、色あせ、コケ、サビ、塗膜の劣化などを確認します。

ただし、屋根材によっては塗装よりも葺き替えやカバー工法など、別の工事が適している場合があります。

住宅の状態を専門業者に確認してもらい、必要な工事を選ぶことが大切です。

外装塗装工事の流れを知って安心して工事を進めよう

外装塗装工事は、足場を組んで塗料を塗るだけの工事ではありません。

現地調査、見積もり、近隣挨拶、足場設置、高圧洗浄、下地補修、養生、下塗り、中塗り、上塗り、付帯部塗装、完了検査、足場解体、清掃という多くの工程があります。

特に重要なのは、塗装前の下地処理です。

ひび割れやシーリングなどの劣化を適切に補修してから塗装することで、仕上がりや住宅の防水性能を維持しやすくなります。

また、屋根と外壁を同時に施工する場合は、足場を共用できることで費用面のメリットが出る場合があります。

一方で、すべての住宅で同時施工が必要とは限りません。

住宅の劣化状況や屋根材・外壁材、予算、今後の住み方を確認し、必要な工事を選ぶことが大切です。

「屋根や外壁の状態が気になる」

「外装工事の見積もりを取ったけれど内容がよく分からない」

「屋根と外壁を一緒に工事したほうが良いのか知りたい」

という方は、まず専門業者による現地調査を受けて、住宅の状態を確認してみましょう。

ヤネカベセンターでは、屋根・外壁の状態を確認し、お住まいの状況に合わせた工事内容をご提案します。

大切な住まいを長く維持するためにも、外装塗装工事の流れを知ったうえで、納得できる工事を検討しましょう。