暑い時期に塗装して大丈夫？
夏本番を迎える7月下旬から8月。この時期に屋根や外壁の塗装を検討される方も多いかと思います。「暑い時期に塗装して大丈夫？」「雨の影響は？」と疑問を持つ方も多いでしょう。
今回は、夏の屋根外壁塗装の特徴やメリット・デメリット、注意点などをわかりやすく解説します。
■ 夏の外壁塗装は“できる”の？
結論から言えば、「夏の外壁塗装は問題なく可能」です。塗料の乾燥に適した季節でもあるため、施工に向いている時期のひとつとされています。
ただし、猛暑や突然の雷雨など夏特有の気象条件には注意が必要です。
■ 夏に塗装を行うメリット
- 塗料が早く乾く
気温が高いため、塗料の乾燥が早く、作業効率が上がります。梅雨明け後であれば天候も安定しやすく、スケジュールが狂いにくくなります。
- カビや苔対策にも有効
高温多湿の夏は、外壁や屋根にカビ・苔が発生しやすい時期でもあります。このタイミングで塗装を行えば、洗浄と再塗装によってカビ・苔の再発防止にもなります。
■ 夏の塗装で気をつけたいデメリット・注意点
- 気温・湿度の管理が必要
外気温が35℃を超えるような猛暑日は、塗料の乾燥が早すぎて仕上がりにムラが出る可能性があります。職人も熱中症対策が必要で、作業時間が制限されることも。
- 急な雷雨・夕立
夏はゲリラ豪雨や雷雨が発生しやすい時期。塗装中に雨が降ると塗料が流れてしまう恐れがあるため、天気予報の確認と柔軟なスケジュール調整が必要です。
- 窓が開けられない不便さ
外壁塗装中は窓や玄関を一時的に養生（ビニールなどで覆う）するため、室内が暑くなりがちです。エアコンの使用を前提に考えるとよいでしょう。
夏の塗装は「業者選び」と「天気対策」がカギ
夏は塗装に適した時期である一方、暑さや天候に配慮した施工管理が重要になります。施工実績が多く施工管理体制がしっかりした業者さんに相談し、最適なタイミングで工事を進めてもらうことが成功のカギです。
