そのままにしていると

2024.09.23

こんにちは！ヤネカベセンター秋田です。

「外壁がボロボロで剥がれているけど、どう対処すればいいのか？」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外壁の剥がれは、単に見た目が悪いだけでなく、建物全体に深刻なダメージをもたらす可能性があります。

この記事では、外壁がボロボロに剥がれてしまう原因や放置するとどうなるか、そして、早めに取るべき対策について詳しく解説します。

この記事を読むことで、外壁の剥がれに対する正しい対処法がわかり、適切なメンテナンスやリフォームのタイミングを把握できるようになります。

外壁がボロボロで剥がれてしまう原因はいくつかあります。

最も多いのは、長期間にわたる自然の影響です。

特に雨風や紫外線、寒暖差が外壁に与えるダメージは大きく、放置すると劣化が進んでしまいます。具体的には次のような要因があります。

外壁は常に紫外線にさらされています。紫外線が塗料や外壁材にダメージを与えることで、色褪せやひび割れが発生し、その結果、外壁がボロボロと剥がれることがあります。特に夏場の強い日差しは、外壁材に大きな負担をかけます。

外壁にひび割れが生じると、そこから雨水が侵入し、外壁の内側まで劣化が進行します。雨水が内部に浸透することで、外壁材が膨張し、結果として剥がれやすくなります。また、モルタル外壁やサイディング外壁では、コーキングの劣化によって雨水が入り込むことが多く見られます。

日本の四季による温度差も外壁の劣化に大きく影響します。

寒暖差により、外壁が膨張と収縮を繰り返すことで、ひび割れが生じやすくなり、剥がれが起こります。特に冬場の凍害は外壁に深刻なダメージを与える原因のひとつです。

外壁がボロボロで剥がれているのを放置すると、建物全体にさまざまな悪影響を及ぼします。外観が損なわれるだけでなく、住まいの安全性や快適性にも大きな影響を及ぼします。以下は、外壁の剥がれを放置することで起こり得る具体的な問題です。

外壁が剥がれることで、建物内部に雨水が侵入しやすくなります。雨水は木材や断熱材に浸透し、腐食やカビの原因になります。特に木造住宅では、内部の腐食が進行すると、建物の強度そのものが低下し、耐久性が大幅に損なわれることになります。

外壁の剥がれた部分から雨水が侵入すると、湿気がこもりやすくなり、カビが発生しやすくなります。また、シロアリが木材に侵入するリスクも高まります。シロアリの被害が広がると、建物の構造に致命的なダメージを与えることも少なくありません。

外壁が剥がれた状態では、地震などの自然災害に対する建物の耐久性が低下します。地震による揺れでさらに剥がれが進行したり、建物自体が倒壊するリスクが高まる可能性があります。

外壁がボロボロで剥がれている場合、早急に対策を取ることが必要です。外壁の剥がれを放置することは、長期的には修繕費がかさむ原因になります。以下に、取るべき具体的な対策を紹介します。

まず、外壁が剥がれ始めた段階で早めの点検を行うことが重要です。外壁の状態を定期的に専門業者に依頼してチェックすることで、大規模な修繕が必要になる前に早期対応が可能です。ひび割れや剥がれが軽度なうちに補修を行うことで、外壁全体の寿命を延ばすことができます。

サイディング外壁の場合、目地部分のコーキングが劣化すると外壁が剥がれる原因となります。

コーキングの劣化を確認した場合は、早めに打ち直しを行い、雨水の侵入を防ぐことが重要です。コーキングの打ち直しは、比較的低コストで済むため、外壁の剥がれを防ぐ効果的な手段です。

外壁がボロボロに剥がれてしまった場合、塗装も有効な対策の一つです。

特に外壁の塗装が劣化している場合は、再塗装を行うことで外壁の耐久性が回復します。一般的に外壁の塗り替えは10年から15年ごとが目安ですが、劣化の進行具合によっては早めに対応することが推奨されます。

外壁の剥がれがひどい場合や、経年劣化が進んでいる場合は、外壁材の交換や全面的なリフォームが必要になることがあります。

特に築年数が30年以上経過している住宅の場合、外壁材自体の寿命が来ている可能性もあるため、専門業者に相談の上、最適なリフォームプランを選ぶことが大切です。

外壁がボロボロで剥がれている場合、そのまま放置すると建物全体に深刻なダメージを与え、雨水の侵入やカビ・シロアリの発生、光熱費の増加など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

しかし、早めに点検や修繕を行うことで、大規模なトラブルを防ぎ、住まいの寿命を延ばすことが可能です。築年数の経過した住宅にお住まいの方は、外壁の劣化が進行している場合が多いため、早急な対策をお勧めします。

ヤネカベセンター秋田は、秋田にお住いの皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしてお