見た目だけじゃない外壁塗装
皆様、こんにちは<(_ _)>
–築10年前後が外壁塗装を行う目安とされていますが、みなさんの家は最後に塗装したのはいつですか?
「外壁塗装って色塗って終わりなのになんでこんな高いお金を払わなければいけないんだ」と中には思われる方もいるかもしれません。見た目はもちろん、それ以外の部分で外壁塗装って大事になってくるのみなさんご存知でしたか?知らないと家を壊さなくちゃいけなくなるかも!?
-そもそも建物はどうして塗装するの?
塗装の目的は建築物の外壁等を保護することです。建築物の外壁や屋根は、日光や雨、排気ガスなどにさらされているため、未塗装の素材のままでは腐食や分解により劣化が促進され建築物の寿命が短くなってしまします。このような劣化を可能な限り防止するのが塗装の役割ですが、塗膜も日光などの日光の影響などにより劣化してしまします。塗膜が劣化したままでは、建築物の保護ができなくなるため、塗り替えが必要になるのです。
-どのくらいの期間で塗り替えればいいの?
早いもので5~6年、高品質塗料なら10数年が目安です。塗り替えで確認しておきたいことは、塗装が美観目的ではなく、建物の保護を目的とした塗装かどうかということです。建物を保護できない塗装ですと、次の塗り替えの時に壁が大きく痛んでいて、補修工事が必要となり、結局手間もお金もかかってしまいますので要注意です。
-こんな症状が現れたら、塗り替え時期
1、手で壁を触ると白い粉がつく
2、塗膜が浮いている・剥がれているところがある
3、壁がひび割れている
4、コーキングが切れている部分がある
5、屋根が錆びたり、色あせたりしている
6、壁に藻やカビが生えている
-塗料グレード別
塗装の種類は様々ですが、グレードに分けると4種類となります。グレードが高くなればなるほど価格も高くなりますが、長い目で見たときに費用を抑えられるのはグレードの高い塗料になります。グレードの低い順から
・アクリル塗料(5~7年)・・・耐久性が低いため外壁塗装にはめったに使われません。
・ウレタン塗料(8~10年)・・・ベランダ防水工事にも使われます
・シリコン・ラジカル塗料(10~15年)・・・最も使われている塗料で値段と耐久性のバランスがいいです。
・フッ素塗料(12~15年)・・・美しい光沢もあり、長い目で見たときに選ばれやすい塗料です。
-外壁塗装が高い理由
外壁塗装の内訳は主に4つ。塗料費、人件費、足場代、その他に分かれます。塗料費と人件費で金額の約半分を占めます。足場代は家の大きさや形状によって変わってきます。その他の部分では、周りの養生だったり移動費や保険費など細かく分かれてきます。外壁塗装に関しては安全上また品質上、大幅な値引きをしない方がいいです。極端に言うと上塗りの回数を減らしたり、人件費を減らすために作業が雑になったりと手抜きしやすい工事だからです。もちろんそんな業者ばかりではありませんが、、、
-またなるべく箇所ごとに分けて塗装するよりも外壁の塗装以外に屋根やそのほかの塗装も一緒にやることをおすすめします。そうしたほうが足場代も1度に済みますからね。そして外壁塗装を行う場合は地元の信頼できる工務店や業者に依頼し、しっかりとした説明のもと行うべきです。出来るだけ安く収めたい気持ちは分かりますが、格安をうたった会社や詳しい説明をしない会社には気を付けるようにしましょう。そして外壁塗装は家の保護が目的でありることを再度ここで是非覚えておいてください。
いつでもご相談よろしくお願いいたします<(_ _)>