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錆の種類と特徴

大気中の水分や雨水が原因で発生することが多い「錆」。

今回は、錆の種類と特徴についてお話していきます。

 

◇赤錆

一般的に良く見られる錆で、鉄や銅などの表面に発生します。

錆自体が鉄の表面に凹凸ができることで反応面積が増加することから、

一度生じた錆は進行が非常に速いと言われています。

腐食が進行すると屋根に穴が空き、雨水が浸入するようになり雨漏れになります。

 

◇白錆

アルミニウムや亜鉛が酸化することで発生し、表面に白く小さな粒状ができたものです。

保護膜としての機能がある為、金属が直接空気や水分に触れるのを防ぎ、金属の腐食の進行を抑えてくれます。

 

◇青錆

銅の表面に水分が触れ、酸化することで発生します。

雨水や酸素が触れる面のみ酸化するため、内部まで影響を及ぼすことはありません。
銅表面に発生した青錆は、銅の腐食を抑える保護膜としての機能もあります。

 

◇黒錆

鉄表面を高温で熱したり、メッキで表面に膜を形成する「黒染め」を行うことで発生します。
黒サビはとても硬く、鉄にしっかりと密着するので、赤錆の進行を防ぐ保護膜としての機能もあります。

 

以上が主な錆の特徴となります。
是非参考にしてみてください(/・ω・)/