どうしてサビは発生するのか?
外壁の劣化原因には様々なものがありますが、中でも厄介と言われているのが「サビ」です。
サビは美観を損ねるだけでなく、進行することで建物自体に大きなダメージを与えることもあります。
今回は、なぜサビが発生するのか?その原因についてお話していきます。
①もらいサビ
外壁の近くにある金属製のもの(雨樋の金具、ベランダ手すり、窓枠、シャッターなど)に発生した錆が外壁に付着することで発生します。
外壁近くに自転車が置いてあったりするだけでも、鉄粉が風で運ばれ外壁に付着することもあります。
もらいサビは、金属製以外の外壁にも発生します。
②劣化
外壁が金属製の場合、擦りキズや掻きキズなどを放置すると、劣化が進行し錆が発生しやすくなります。
③建物内部に侵入した水分
ひび割れなどから建物内部に水が浸入し、外壁の下地として使用されているラス鋼とよばれる部分に水分が触れると、腐食してサビが発生します。
④潮風
海沿いの建物では、酸性雨や潮風に含まれる塩分によって金属製外壁に錆が発生することがあります。
以上が主な原因になります。
普段、屋根をじっくり見る機会がないからこそ、気づかないうちにサビが発生してしまっていたというケースも少なくはありません。
発生して間もないサビは、ホースで水圧をかけて洗い流すことができますが、
サビが内部まで達している場合は、高圧洗浄やケレンでサビを完全に除去する必要があります。
この作業はDIYで行うことは難しい為、プロの業者へ依頼することをおススメします!
ご自宅の屋根・外壁が気になった方は、是非一度ご相談ください!